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いびき

「たかがいびき」と思っていませんか?

「いびきをかくのは疲れている証拠」「いびきくらい大したことない」
そう思っていませんか?

しかし、いびきは単なる睡眠中の音ではありません。時に、あなたの健康を蝕む病気のサイン、特に「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の重要な手掛かりとなることがあります。もし、ご家族から「息が止まっているよ」と指摘されたり、ご自身で日中の強い眠気や倦怠感に悩まされているなら、そのいびきは「見過ごせないいびき」かもしれません。

リウゲ内科小田井クリニックでは、地域密着型のかかりつけ医として、いびきや睡眠に関するお悩みに真摯に向き合っています。庄内緑地公園駅から徒歩2分とアクセスも良く、女性医師も在籍しておりますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。いびきの背後に潜むリスクを見極め、適切なアドバイスと治療で、皆様の健やかな睡眠と健康をサポートいたします。

いびきはなぜ発生するの?

いびきは、睡眠中に空気の通り道である「上気道(鼻から喉までの空気の通り道)」が狭くなることで発生する呼吸音です。狭くなった気道を空気が通過する際、周囲の粘膜や筋肉が振動し、あの独特な音となって響くのです。

上気道が狭くなる原因は、人によって様々です。

  • 口蓋垂(のどちんこ)や軟口蓋(口の奥の柔らかい部分)の振動
    最も一般的な原因です。特に仰向けで寝た時に、重力でこれらの組織が垂れ下がり、気道を狭めてしまうことがあります。
  • 舌根沈下(ぜっこんちんか)
    睡眠中に舌の付け根(舌根)が喉の奥に落ち込んでしまう状態です。これも仰向けで寝た時に起こりやすく、気道を大きく塞いでしまいます。
  • 扁桃腺やアデノイドの肥大
    特に小児に多く見られますが、成人でも扁桃腺が大きい方は気道が狭くなりがちです。
  • 鼻の病気
    慢性的な鼻炎や副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症(鼻の真ん中の仕切りが曲がっている状態)などにより、鼻呼吸がしにくくなると、口呼吸になりやすくいびきをかきやすくなります。
  • 肥満
    首回りや喉の奥に脂肪がつくことで、気道が圧迫されて狭くなります。
  • アルコールの摂取
    アルコールには筋肉を弛緩させる作用があり、喉の筋肉も緩むため、気道が狭くなりやすくいびきを悪化させます。
  • 睡眠薬や鎮静剤の使用
    これらの薬も筋肉を弛緩させる作用があるため、いびきを誘発・悪化させることがあります。
  • 加齢
    年齢とともに喉や舌の筋肉が緩みやすくなり、いびきをかきやすくなります。

「普通いびき」と「危険ないびき」の見分け方

いびきには、大きく分けて2種類あります。

普通いびき(単純性いびき症)
文字通り、単発的に発生する小さないびきで、ほとんど健康に害がないものを指します。主に疲労や飲酒、風邪などで一時的に気道が狭くなった場合に起こりやすく、睡眠中に呼吸が止まることはありません。ただし、単なるいびきだと思っていても、日中の眠気や倦怠感がある場合は、睡眠の質が低下している可能性があり、注意が必要です。

危険ないびき(睡眠時無呼吸症候群に伴ういびき)
これは、健康に大きな影響を及ぼす可能性のあるいびきです。特に、以下のような特徴が見られる場合は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が強く疑われます。

いびきが途中で止まる・静まる
大きないびきをかいていたかと思えば、突然ピタッと止まり、数秒~数十秒の無呼吸の後、苦しそうに「フガッ」「ガッ」というような大きないびきや呼吸音とともに再開する。

呼吸の努力が見られる
無呼吸の間、胸やお腹が大きく動いているのに、呼吸音が聞こえない。

非常に大きないびき
隣の部屋に聞こえる、壁を隔てても響くほどの大きないびき。

不規則ないびき
いびきの音の強弱が一定ではなく、大きくなったり小さくなったりを繰り返す。

寝ている間の異変
寝汗をびっしょりかく、寝相が異常に悪い、夜中に何度も目が覚める、夜間のトイレの回数が多い。

もしご家族から上記のような指摘を受けた時は、「危険ないびき」の可能性が高いです。

ご自身で以下のような症状に心当たりがある場合も「危険ないびき」の可能性が高いため注意が必要です。

  • 日中の強い眠気や居眠り
  • 起床時の頭痛や口の渇き
  • 集中力の低下、仕事や学習効率の低下
  • 倦怠感、疲労感がとれない
  • 高血圧、糖尿病、心臓病などの持病がある、または最近診断された

いびきを放置することの危険性

「いびきくらい」と放置してしまうと、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の重症化に繋がり、全身の健康に深刻な悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 生活の質の低下
    日中の眠気や倦怠感により、仕事や家事、学業の効率が低下し、集中力も続かないため、日常生活の質が著しく低下します。
  • 交通事故や労働災害のリスク
    強い眠気は、車の運転中や機械操作中に居眠りを引き起こし、重大な事故に繋がる危険性があります。
  • 生活習慣病の悪化・発症
    睡眠中の無呼吸による低酸素状態は、血管や心臓に大きな負担をかけます。これにより、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が悪化したり、新たに発症するリスクが高まります。リウゲ内科小田井クリニックでは、特に糖尿病専門医が在籍しており、いびきや睡眠の質の改善が血糖コントロールにも良い影響を与える可能性があることにも注目しています。
  • 心血管疾患・脳血管疾患のリスク増加
    不整脈、狭心症、心筋梗塞、心不全、脳卒中などの重篤な疾患の発症リスクが大幅に上昇します。
  • 腎臓病との関連
    当院では腎臓内科の専門医もおり、慢性腎臓病(CKD)の患者様で睡眠障害を訴えられる方も少なくありません。いびきや睡眠時無呼吸症候群は、CKDの進行リスクを高める可能性も指摘されており、多角的な視点から患者様の健康をサポートします。
  • うつ病など精神疾患のリスク
    慢性的な睡眠不足は、精神的なバランスを崩しやすく、うつ病などの精神疾患の発症にも関与すると考えられています。

いびきを改善するために

いびきや睡眠時無呼吸症候群の改善には、医療機関での治療はもちろんのこと、ご自身でできる生活習慣の見直しも非常に重要です。

  • 適正体重の維持
    肥満はいびきを悪化させる最大の要因の一つです。バランスの取れた食事と適度な運動で、適正体重を目指しましょう。当院では、管理栄養士による栄養指導も行っており、生活習慣病予防の観点からもサポートいたします。
  • 禁煙・節酒
    寝る前のアルコールは筋肉を弛緩させ、いびきを悪化させます。喫煙も気道の炎症を引き起こすため、禁煙を強くお勧めします。
  • 寝る姿勢の工夫
    仰向けで寝ると舌が喉の奥に落ち込みやすくいびきをかきやすいため、横向きで寝ることを試してみましょう。抱き枕などを利用すると、横向きの姿勢を維持しやすくなります。
  • 寝室環境の整備
    乾燥した空気は喉を刺激していびきを悪化させることがあります。加湿器を使用したり、寝具を清潔に保つことも大切です。
  • 鼻の通りを良くする
    鼻炎などで鼻の通りが悪い場合は、耳鼻咽喉科を受診して治療することもいびきの改善に繋がります。
  • 規則正しい睡眠習慣
    毎日同じ時間に寝起きし、十分な睡眠時間を確保することで、睡眠の質が向上し、いびきの改善に繋がることがあります。

いびきでお悩みなら、リウゲ内科小田井クリニックへご相談ください

リウゲ内科小田井クリニックでは、患者様のいびきの状態を詳しくお伺いし、必要に応じてご自宅で簡単に行える「睡眠時無呼吸症候群の簡易検査」をご提案しています。

この検査は、ご自宅に郵送でお送りした機械を、寝ている間に装着するだけで、いびきの状態や呼吸の停止回数などを測定できます。病院で一泊する必要がなく、普段通りの環境で検査できるため、患者様のご負担が少ないのが特徴です。

検査結果に基づいて、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、患者様の症状や重症度に合わせて、以下のような治療法をご提案します。

  • CPAP(シーパップ)療法
    鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道が塞がらないようにする治療法です。睡眠時無呼吸症候群の最も効果的な治療法とされています。
  • マウスピース
    軽症の場合やCPAPが合わない場合に、歯科と連携して口腔内装置(マウスピース)の作製をご提案することがあります。
  • 生活習慣の改善指導
    減量や禁煙、節酒など、いびき改善に繋がる具体的なアドバイスを行います。

いびきは、時にあなたの健康を脅かすサインです。「たかがいびき」と軽視せず、少しでも気になる症状があれば、どうぞお気軽にリウゲ内科小田井クリニックにご相談ください。

当院は、地域のかかりつけ医として、内科全般の診療に加え、睡眠時無呼吸症候群の検査・治療にも積極的に取り組んでいます。経験豊富な医師が、患者様一人ひとりに寄り添い、丁寧な診察と分かりやすい説明で、皆様の健康的な生活をサポートいたします。

文責:リウゲ内科小田井クリニック 副院長 龍華章裕

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