疲れやすい(倦怠感)
「最近ずっとだるい…」「寝ても疲れが取れない」「ちょっと動いただけでぐったりしてしまう」──このような「疲れやすさ」や「倦怠感(けんたいかん)」にお悩みではありませんか?
疲れやすい状態が続くと、日常生活や仕事にも支障が出てきます。しかし、単なる疲労だと思っていたら、実は内科的な病気が隠れていたというケースも少なくありません。
私たち「リウゲ内科小田井クリニック」では、疲れやすさの背景にある原因を多角的に探り、内科全般の視点と専門的知識(糖尿病・腎臓・高血圧など)を活かして対応しています。
疲れやすい(倦怠感)の原因
慢性的な疲労感にはさまざまな原因が考えられます。以下に主なものを挙げます。
1. 内科的な病気
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貧血(鉄欠乏性貧血など)
体内の酸素運搬能力が低下するため、すぐに疲れます。 -
甲状腺機能異常(バセドウ病・橋本病)
代謝のバランスが崩れることで、だるさや体調不良が起きます。 -
糖尿病・血糖値の乱れ
血糖コントロールがうまくいかないと、体がだるくなります。 -
慢性腎臓病(CKD)
老廃物が体にたまることで、倦怠感や集中力の低下が現れます。 -
肝機能障害
疲労物質の代謝が低下し、全身のだるさを感じます。
2. 心臓や呼吸器の異常
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心不全や不整脈
血流が滞るため、体が重くだるく感じます。 -
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
夜間の呼吸停止によって眠りが浅くなり、日中も強い疲労感が出ます。
3. 心の問題・ストレス
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うつ病や不安障害
心の状態が身体にも影響を及ぼします。朝起きられない、やる気が出ないなどの症状が特徴です。 -
慢性的なストレス
自律神経が乱れて、だるさや寝つきの悪さが生じます。
4. 睡眠・栄養・生活習慣
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睡眠不足・睡眠の質の低下
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偏った食事・栄養不足
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過度なダイエットやアルコールの多飲
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運動不足
これらの原因は単独ではなく、複数が重なって起こることが多いため、丁寧な診察が必要です。
疲れやすさに関連する病気
| 疾患名 | 疲れやすさ以外の特徴 |
|---|---|
| 貧血 | 顔色が悪い、動悸、息切れ |
| 糖尿病 | 喉の渇き、頻尿、体重減少 |
| 甲状腺異常 | 発汗、体重の変化、動悸 |
| 慢性腎臓病 | むくみ、尿の異常、血圧高値 |
| うつ病 | 気分の落ち込み、眠れない、食欲低下 |
| 心不全 | 息切れ、むくみ、体重増加 |
このように疲れやすさは、体のさまざまな不調のサインになっていることがあります。
疲れやすさ・倦怠感の処置や治療法
1. 詳細な問診と診察
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いつから、どんなときに疲れを感じるか
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睡眠や食事の状況
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他に気になる症状(頭痛・動悸・むくみなど)
2. 検査の実施
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血液検査:貧血、肝機能、腎機能、甲状腺、血糖値などを確認
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尿検査:糖やタンパクの有無
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心電図・レントゲン:心臓や肺の状態を評価
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必要に応じて、睡眠評価や精神科的スクリーニング
3. 原因に合わせた治療
| 原因 | 主な対処法 |
|---|---|
| 鉄欠乏性貧血 | 鉄剤、栄養指導、婦人科・消化器科との連携 |
| 甲状腺異常 | ホルモン治療、内分泌科連携 |
| 糖尿病 | 血糖管理、食事運動指導、薬物治療 |
| 慢性腎臓病 | 腎機能の評価と保存的治療 |
| 心因性 | 心療内科との連携、カウンセリング提案 |
| 睡眠障害 | 生活習慣改善、必要に応じて検査・紹介 |
私たちのクリニックでは、「なんとなくだるい」を放置せず、全身の状態をしっかり評価し、必要に応じて専門機関とも連携して対応いたします。
疲れやすさ・倦怠感についてのよくある質問
Q1. 疲れやすいだけで病院に行ってもいいですか?
A1. もちろん大丈夫です。特に「以前と比べて明らかに疲れやすい」と感じる場合は、何らかの病気が隠れている可能性があります。
Q2. 検査で異常がなくても治療はありますか?
A2. 異常が見つからなくても、生活習慣の見直しや漢方、栄養指導などで症状が改善することがあります。
Q3. サプリメントではダメですか?
A3. 一部の症状には効果が期待できますが、原因が病気であった場合はサプリでは不十分です。まずは医療機関での評価をおすすめします。
院長より
「疲れ」は、誰にでもあるものですが、「ずっと取れない疲れ」は何かのサインかもしれません。私たちは、長年地域で内科診療を行ってきた経験と、生活習慣病・腎臓病の専門的な視点を活かし、患者さまの倦怠感の原因を丁寧に探ります。
庄内緑地公園駅から徒歩2分とアクセスも良く、気になる症状があるときに気軽に立ち寄っていただけるクリニックを目指しています。どうぞ、お気軽にご相談ください。
文責:リウゲ内科小田井クリニック 副院長 龍華章裕
