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「いびき」だけじゃない!?睡眠時無呼吸症候群は、毎日の“しんどさ”の原因かもしれません

[2026.02.10]

こんにちは😊
リウゲ内科小田井クリニックで睡眠時無呼吸症候群(SAS)を担当している看護師です(CPAP療養士の資格を持ってます)。

外来で患者さんとお話ししていると、
こんな言葉を本当によく聞きます。

「年齢のせいだと思ってました」
「仕事が忙しいから仕方ないって」
「みんなこんなものだと思ってました」

でも、詳しくお話を聞いてみると
✔ 大きないびきをかく
✔ 夜中に何度も目が覚める
✔ 朝起きた瞬間から疲れている
✔ 日中、眠くて集中できない

こうした症状が重なっていることが多いんです。

 

睡眠時無呼吸症候群って、どんな病気?

睡眠時無呼吸症候群は、
寝ている間に呼吸が何度も止まったり、浅くなったりする病気です。

医学的には
「10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上
と定義されますが、
数字より大切なのは体への影響です。

呼吸が止まるたびに、
体は「酸素が足りない!」と危険信号を出します。
そのたびに脳は目を覚まし、深い睡眠に入れません。

本人は「寝ているつもり」でも、
実際には一晩中、
細切れで質の悪い睡眠が続いています。

 

「いびき=軽い」は大きな誤解です

「いびきくらい、誰でもあるでしょ?」
そう言われることもあります。

でも、
・音が大きい
・途中で止まる
・息が詰まるような音がする

こうしたいびきは、
空気の通り道がふさがっているサインです。

ご家族やパートナーから
「呼吸止まってたよ」と言われたことがある方は、
ぜひ一度、立ち止まって考えてみてください。

 

放っておくと「眠い」だけじゃ済みません

睡眠時無呼吸症候群は、
眠気だけの病気ではありません。

長く治療せずにいると、
高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病の悪化など、
将来の病気のリスクにもつながることがわかっています。

実際に、
「血圧の薬を飲んでいるのに下がらない」
という方から、SASが見つかることも少なくありません。

 

若くても、痩せていても関係あります

「太ってないから大丈夫」
「まだ若いから違うと思う」

これも、外来でとても多い誤解です💦
顎の形や首の細さ、舌の落ち込みやすさなど、
体型以外の要因で起こることも多い病気です。

 

ナースとして一番伝えたいこと

睡眠時無呼吸症候群は、
きちんと検査して、適切に治療すれば改善が期待できる病気です。

しかも、
「痛い検査」
「入院が必要」
というものではありません。

相談だけでも大丈夫です。
私たちは、
“怖がらせるため”ではなく
“楽になる方法を一緒に考えるため”にいます。

次回は、
「日中の眠気や集中力低下は、甘えじゃない」
についてお話しします。

看護師Y

【執筆者情報】副院長 龍華(りゅうげ) 章裕(あきひろ)

所属学会
  • 日本内科学会
  • 日本腎臓学会
  • 日本透析医学会
  • 日本高血圧学会
資格
  • 日本内科学会認定医、総合内科専門医
  • 日本腎臓学会専門医
  • 日本透析医学会専門医
  • 医学博士(名古屋大学大学院医学系研究科)
  • 難病指定医
  • 身体障害者手帳指定医(腎臓)
  • 緩和ケア研修会修了

 

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