「いびき」だけじゃない!?睡眠時無呼吸症候群は、毎日の“しんどさ”の原因かもしれません
こんにちは😊
リウゲ内科小田井クリニックで睡眠時無呼吸症候群(SAS)を担当している看護師です(CPAP療養士の資格を持ってます)。
外来で患者さんとお話ししていると、
こんな言葉を本当によく聞きます。
「年齢のせいだと思ってました」
「仕事が忙しいから仕方ないって」
「みんなこんなものだと思ってました」
でも、詳しくお話を聞いてみると
✔ 大きないびきをかく
✔ 夜中に何度も目が覚める
✔ 朝起きた瞬間から疲れている
✔ 日中、眠くて集中できない
こうした症状が重なっていることが多いんです。
■ 睡眠時無呼吸症候群って、どんな病気?
睡眠時無呼吸症候群は、
寝ている間に呼吸が何度も止まったり、浅くなったりする病気です。
医学的には
「10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上」
と定義されますが、
数字より大切なのは体への影響です。
呼吸が止まるたびに、
体は「酸素が足りない!」と危険信号を出します。
そのたびに脳は目を覚まし、深い睡眠に入れません。
本人は「寝ているつもり」でも、
実際には一晩中、
細切れで質の悪い睡眠が続いています。
■ 「いびき=軽い」は大きな誤解です
「いびきくらい、誰でもあるでしょ?」
そう言われることもあります。
でも、
・音が大きい
・途中で止まる
・息が詰まるような音がする
こうしたいびきは、
空気の通り道がふさがっているサインです。
ご家族やパートナーから
「呼吸止まってたよ」と言われたことがある方は、
ぜひ一度、立ち止まって考えてみてください。
■ 放っておくと「眠い」だけじゃ済みません
睡眠時無呼吸症候群は、
眠気だけの病気ではありません。
長く治療せずにいると、
高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病の悪化など、
将来の病気のリスクにもつながることがわかっています。
実際に、
「血圧の薬を飲んでいるのに下がらない」
という方から、SASが見つかることも少なくありません。
■ 若くても、痩せていても関係あります
「太ってないから大丈夫」
「まだ若いから違うと思う」
これも、外来でとても多い誤解です💦
顎の形や首の細さ、舌の落ち込みやすさなど、
体型以外の要因で起こることも多い病気です。
■ ナースとして一番伝えたいこと
睡眠時無呼吸症候群は、
きちんと検査して、適切に治療すれば改善が期待できる病気です。
しかも、
「痛い検査」
「入院が必要」
というものではありません。
相談だけでも大丈夫です。
私たちは、
“怖がらせるため”ではなく
“楽になる方法を一緒に考えるため”にいます。
次回は、
「日中の眠気や集中力低下は、甘えじゃない」
についてお話しします。
看護師Y
